一般韓国語能力試験(S-TOPIK)について
S-TOPIKについて説明する前に、TOPIK全体について少々説明しておきます。
TOPIKは正式名称を「韓国語能力試験」といいます。
英語表記の”Test of Proficiency in Korean”の頭文字をとってTOPIKと略されます。1997年にスタートし、2005年に「KPT(Korean Proficiency Test)」から「TOPIK」に名称変更されました。
2009年に実務韓国語能力試験(B-TOPIK)が新たに創設され、従来のTOPIKは、S-TOPIK(Standard TOPIK=一般韓国語能力試験)となり、TOPIKはB-TOPIKとS-TOPIKの2本立てで行われるようになります。ちなみにB-TOPIKとはBusiness TOPIKの略で、主に韓国企業への就職に必要な英語力を評価するものでした。スコア制で級や合否は設けられていません。
しかし2011年にB-TOPIKは廃止され、再びS-TOPIKに統合されます。
ですから現在TOPIKと呼ばれているのはS-TOPIKそのものです。
では、TOPIKとはどんな試験なのでしょうか?
TOPIKの公式サイトによると、TOPIKの目的は
- 韓国語を母語としない在外韓国人及び外国人の韓国語学習方法の提示及び韓国語の普及拡大
- 韓国語の使用能力を測定・評価し、その結果を韓国内の大学への留学及び就職などに活用
となっています。
級は1~6級にわかれ、初級・中級・高級の3種の試験のうち、どれかを受け、そのスコアによってそれぞれの級が割り当てられます。ちなみに高級だから成績によって5級か6級に振り分けられるというわけではありません。
試験の構成は、
・語彙・文法(4者択一)30問 配点100
・書き取り 記述式 4~6問 配点60
・書き取り 択一式 10問 配点40
・聞き取り 択一式 30問 配点100
・読解 択一式 30問 配点100
以上、4科目合計400点という内容になっています。
韓国の大学への留学や進学、韓国企業への就職には一定の級を取得しておくことがほぼ必須となっています。
ちなみに韓国への留学に際しては、大学が中級(3~4級)程度以上の入学許可基準を設けているところが多く、それ以下だと受け入れてくれないか、語学堂(留学生用の語学学校)の受講を義務付ける場合があります。
韓国企業や官庁・公共団体の採用試験や昇進試験にもTOPIKは多く採用され、国際的なビジネスの場でも会議や交渉に差しつかえない5級以上の取得を義務付けている場合も少なくありません。
TOPIK対策の有効な勉強法ですが、まず圧倒的にモノをいうのは語彙力です。語彙力が不足していると4科目のいずれも得点できません。
語彙力をつけるためには、ひたすら「書いて覚える」のがよいようです。初級ならひたすらカナダラ表を暗記するまで書き続けるか、単語を徹底的に書き続けるのもよいようです。
また聞き取りに関しては、とにかく韓国人と直接会話をするのが一番「韓国語耳」の成長に役立ちます。どうしても独学で聴き取り力を高めたいという人は、韓国の映画や韓国ドラマのDVDを借りてきて、一度目は字幕や吹き替えで観てストーリーを覚え、2回目からは字幕なしで繰り返し観て耳を鍛えます。
一度ストーリーが頭に入っていれば、言っている内容は見当がつくので次第に聞き取り力が養われてくるでしょう。
TOPIK(韓国語能力試験)とは
TOPIKは正式名称を「韓国語能力試験」といいます。
英語表記の”Test of Proficiency in Korean”の頭文字をとってTOPIKと略されます。1997年にスタートし、2005年に「KPT(Korean Proficiency Test)」から「TOPIK」に名称変更されました。
2009年に実務韓国語能力試験(B-TOPIK)が新たに創設され、従来のTOPIKは、S-TOPIK(Standard TOPIK=一般韓国語能力試験)となり、TOPIKはB-TOPIKとS-TOPIKの2本立てで行われるようになります。ちなみにB-TOPIKとはBusiness TOPIKの略で、主に韓国企業への就職に必要な英語力を評価するものでした。スコア制で級や合否は設けられていません。
しかし2011年にB-TOPIKは廃止され、再びS-TOPIKに統合されます。
ですから現在TOPIKと呼ばれているのはS-TOPIKそのものです。
TOPIKの特徴
では、TOPIKとはどんな試験なのでしょうか?
TOPIKの公式サイトによると、TOPIKの目的は
- 韓国語を母語としない在外韓国人及び外国人の韓国語学習方法の提示及び韓国語の普及拡大
- 韓国語の使用能力を測定・評価し、その結果を韓国内の大学への留学及び就職などに活用
となっています。
級は1~6級にわかれ、初級・中級・高級の3種の試験のうち、どれかを受け、そのスコアによってそれぞれの級が割り当てられます。ちなみに高級だから成績によって5級か6級に振り分けられるというわけではありません。
試験の構成は、
・語彙・文法(4者択一)30問 配点100
・書き取り 記述式 4~6問 配点60
・書き取り 択一式 10問 配点40
・聞き取り 択一式 30問 配点100
・読解 択一式 30問 配点100
以上、4科目合計400点という内容になっています。
多くの分野で採用されている
韓国の大学への留学や進学、韓国企業への就職には一定の級を取得しておくことがほぼ必須となっています。
ちなみに韓国への留学に際しては、大学が中級(3~4級)程度以上の入学許可基準を設けているところが多く、それ以下だと受け入れてくれないか、語学堂(留学生用の語学学校)の受講を義務付ける場合があります。
韓国企業や官庁・公共団体の採用試験や昇進試験にもTOPIKは多く採用され、国際的なビジネスの場でも会議や交渉に差しつかえない5級以上の取得を義務付けている場合も少なくありません。
TOPIK対策のポイント
TOPIK対策の有効な勉強法ですが、まず圧倒的にモノをいうのは語彙力です。語彙力が不足していると4科目のいずれも得点できません。
語彙力をつけるためには、ひたすら「書いて覚える」のがよいようです。初級ならひたすらカナダラ表を暗記するまで書き続けるか、単語を徹底的に書き続けるのもよいようです。
また聞き取りに関しては、とにかく韓国人と直接会話をするのが一番「韓国語耳」の成長に役立ちます。どうしても独学で聴き取り力を高めたいという人は、韓国の映画や韓国ドラマのDVDを借りてきて、一度目は字幕や吹き替えで観てストーリーを覚え、2回目からは字幕なしで繰り返し観て耳を鍛えます。
一度ストーリーが頭に入っていれば、言っている内容は見当がつくので次第に聞き取り力が養われてくるでしょう。
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