資格対策・検定試験対策について
韓国語に関する資格検定に関しては、「TOPIK」「ハングル能力検定」「KLAT」が3大資格といわれています。
まずTOPIK(Test of Proficiency in Korean)ですが、正式名称は韓国語能力試験。大韓民国教育科学技術部・国立国際教育院の主催で、韓国政府による公式認定となります。
試験は初級・中級・高級の3種に分かれ、試験の点数で1~6級に振り分けられます。
試験内容は「語彙・文法」「書き取り」「聞き取り」「読解」の4科目となっており、書き取り問題の一部だけが記述式でその他はすべてマークシートとなっています。
韓国の大学への留学や進学、韓国企業への就職には一定の級を取得しておくことがほぼ必須となっています。
次にハングル能力検定。「ハン検」と略されます。日本語を母語とする人を対象とした日本だけの試験なので、日韓翻訳、韓日翻訳が問題に含まれるという特徴があります。5級が入門編で、4級、3級、準2級、2級、1級という6段階に分かれています。2級以下はマークシートで、1級はマークシートに加えて記述式問題もあります。
韓国の官庁や公共団体・企業、日本の韓国・朝鮮関連団体、在日企業などへの就職の際に評価されます。
そしてKLATですが、これは外国人または在外韓国人の韓国語によるコミュニケーション能力を評価するもので、韓国の大学への留学希望者が授業についていける語学力をもっているか、または韓国の企業や公共機関に就労できる語学力があるかをみるために行われます。
試験は聞き取り・語彙・文法・読解・談話の5科目で行われ、初級が1級で最上級は6級の6段階にわかれています。
全級が同じテストを受けてスコアをはかるスタイルはTOEICに似ていますが、TOEICと違いスコアによって級が分けられるようになっています。
上記の3つの検定はすべて日本国内の各地で受験することができます。韓国への留学や長期滞在、韓国企業/韓国系外資への就職にはどれかの資格・級が必要とされることがほとんどで、できるだけ上級を取得しておきたいですね。
日本国内で韓国語の勉強をするには、学校に通うか独学で学ぶのが一般的でしょう。場合によっては家庭教師などもお願いできるかもしれません。ハングル文字や文法は本でも独習することは可能でしょうが、聞きとりなどはやはり韓国人と会話をしながら耳を鍛える勉強方法が一番です。
さて、韓国語に限らずどんな語学でも、真っ先に必要とされるのは単語力です。文法や語順はどうあれ、ある程度単語がわかると(だいたいこういう意味だろう)と文脈の見当がつくようになってきます。会話でも伝えたい単語を並べていけばなんとか意志は通じます。もちろん正しい文法は大切ですが、それは単語の後についてくるものです。
実は韓国語を学ぶ場合、日本人にとって圧倒的に有利な点がふたつもあるのです。
それは、韓国の単語はおおまかに分類すると「固有語」「外来語」「漢字語」に分類できて、外来語の多くは日本と共通しているということ(コップ、ペンキなど)、さらに日本語由来の外来語も多い(段取り、おでん、天ぷらなど)ので、圧倒的に早く外来語が覚えられるのです。
また、漢字語も「合格」「約束」「人気」など、「えっ、こんな言葉も韓国語で通じるの?」と驚くほどたくさんの共通語があります。
ですから、要領のよい単語の覚え方としてはまず外来語と漢字語を優先して覚え、韓国語になじみながらコツコツと固有語を覚えてゆく、というやり方がよいのではないでしょうか。
TOPIK
まずTOPIK(Test of Proficiency in Korean)ですが、正式名称は韓国語能力試験。大韓民国教育科学技術部・国立国際教育院の主催で、韓国政府による公式認定となります。
試験は初級・中級・高級の3種に分かれ、試験の点数で1~6級に振り分けられます。
試験内容は「語彙・文法」「書き取り」「聞き取り」「読解」の4科目となっており、書き取り問題の一部だけが記述式でその他はすべてマークシートとなっています。
韓国の大学への留学や進学、韓国企業への就職には一定の級を取得しておくことがほぼ必須となっています。
ハングル能力検定
次にハングル能力検定。「ハン検」と略されます。日本語を母語とする人を対象とした日本だけの試験なので、日韓翻訳、韓日翻訳が問題に含まれるという特徴があります。5級が入門編で、4級、3級、準2級、2級、1級という6段階に分かれています。2級以下はマークシートで、1級はマークシートに加えて記述式問題もあります。
韓国の官庁や公共団体・企業、日本の韓国・朝鮮関連団体、在日企業などへの就職の際に評価されます。
KALAT
そしてKLATですが、これは外国人または在外韓国人の韓国語によるコミュニケーション能力を評価するもので、韓国の大学への留学希望者が授業についていける語学力をもっているか、または韓国の企業や公共機関に就労できる語学力があるかをみるために行われます。
試験は聞き取り・語彙・文法・読解・談話の5科目で行われ、初級が1級で最上級は6級の6段階にわかれています。
全級が同じテストを受けてスコアをはかるスタイルはTOEICに似ていますが、TOEICと違いスコアによって級が分けられるようになっています。
上記の3つの検定はすべて日本国内の各地で受験することができます。韓国への留学や長期滞在、韓国企業/韓国系外資への就職にはどれかの資格・級が必要とされることがほとんどで、できるだけ上級を取得しておきたいですね。
韓国語習得のポイント
日本国内で韓国語の勉強をするには、学校に通うか独学で学ぶのが一般的でしょう。場合によっては家庭教師などもお願いできるかもしれません。ハングル文字や文法は本でも独習することは可能でしょうが、聞きとりなどはやはり韓国人と会話をしながら耳を鍛える勉強方法が一番です。
さて、韓国語に限らずどんな語学でも、真っ先に必要とされるのは単語力です。文法や語順はどうあれ、ある程度単語がわかると(だいたいこういう意味だろう)と文脈の見当がつくようになってきます。会話でも伝えたい単語を並べていけばなんとか意志は通じます。もちろん正しい文法は大切ですが、それは単語の後についてくるものです。
実は韓国語を学ぶ場合、日本人にとって圧倒的に有利な点がふたつもあるのです。
それは、韓国の単語はおおまかに分類すると「固有語」「外来語」「漢字語」に分類できて、外来語の多くは日本と共通しているということ(コップ、ペンキなど)、さらに日本語由来の外来語も多い(段取り、おでん、天ぷらなど)ので、圧倒的に早く外来語が覚えられるのです。
また、漢字語も「合格」「約束」「人気」など、「えっ、こんな言葉も韓国語で通じるの?」と驚くほどたくさんの共通語があります。
ですから、要領のよい単語の覚え方としてはまず外来語と漢字語を優先して覚え、韓国語になじみながらコツコツと固有語を覚えてゆく、というやり方がよいのではないでしょうか。
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